じぶんロードマップ
練習を始めよう!
チャンスは溢れている
セカンドキャリア、練習はノーリスク
「まずはひととおり、キャリアの棚おろしをしてみた」という方は、早速、Willの実現に向けて、一歩を踏み出しましょう。
資格を取りに行くも良し、副業案件に応募してみるのも良し、勉強会に顔を出してみるのもおススメです。
新しいことを始めてみよう
練習のコツは、「新しい何かを始めること」
コンフォートゾーンから、一歩飛び出すことです。
「想定どおり」が通用しない環境で、冷や汗を流したり、手に汗握る・・・なんてこともあるかもしれません。
でも、セカンドキャリアの「練習」はノーリスク。
失敗したからと言って、収入がダウンすることも、家族から非難されることもありません。
人生100年時代を迎え、組織で仕事を継続しながら、他の組織や活動に関われるチャンスは増えています。例えば、副業やプロボノ、インターンシップは「全てオンラインで可能」な案件が多数を占めるようになりました。資格の取得を目指す講座も、オンラインが主流です。
また、コロナ禍で、働き方は大きく変わりました。
在宅勤務・リモートワークが増え、通勤時間が減った分、副業やプロボノに充てられる時間が増え、働く人自身が、働く時間を自らマネジメント出来る時代になりつつあります。
失敗は成功のもと
気軽に応募できる副業やプロボノが増えた分、思うように面談に進まない、お見送りの連絡が続く・・・というケースも増えています。
でも、ここで諦めてしまうのはもったいない。
手軽になった分、「やりたい人」が沢山いる一方で、「副業やプロボノを受け入れる企業や団体」の伸びは追いついていないのが現状です。
副業1案件に、30名以上の応募が殺到することも珍しくないのです。
トライ&エラーで自分の課題を発見
大切なのは、結果に一喜一憂せずに、経験から学ぶこと。
「失敗は成功のもと」とは、まさにセカンドキャリアで最も大切な心得の一つです。
何度も言うように、人生100年時代は始まったばかり。セカンドキャリアは、誰もが「ほぼ初めて」の経験なのです。
もやもやしたり、違和感を感じた時は、Step3で取り組んだ学びにも、ぜひ立ち戻ってみましょう。
更に、仲間の力も借りて、学びをアップデートすれば、次のアクションに向かう、いい循環が回り出します。
やってみた!実践例
①プロボノ、インターンシップ
- 地方企業とのインターンシップ、最初は5件見送りが続き、心が折れそうになったが、6件目で上手くいった。自信になった。
- 「潰しがきかない」と思っていたが、自分の経験が今の会社以外でも役立つと分かった。
- 地域との新しい繋がりや出会いがあり、地域の特産品を送ってもらったり、半年に一度は地域を訪れるようになった。面白い関係が続いている。
②副業
- いくつかのサイトに登録し、気になる案件に応募している。選考が進む企業と、書類で落ちる企業の傾向を考え、少しは目利き出来るようになってきた。
- 会社の社内副業に手を挙げた。同じ社内でも、部署が違うと雰囲気が全く違い、新しいメンバーと仕事をするのが楽しい。
③資格取得
- 一緒に学ぶ仲間が出来て、本当に良かった。1人では挫けていたと思う。試験に向けて一緒に頑張ろうと励まし合える関係。
④移住
- 家族と一緒に、興味のある自治体の移住体験セミナーを訪れたところ、トントン拍子に現地での体験ツアー参加が決まった。家族がこんなにすんなり受け入れてくれるとは思っていなかった。
チャンス到来!越境=組織の外に飛び出してみよう
「社内では経験してきたけれど、社外で通用するのか分からない」「社外に出るのは勇気がいる」…数多く耳にしてきた言葉です。
以前は、「今の組織以外で仕事をする」機会は、転職くらいしかありませんでした。
そして、「転職35歳限界説」などと言われたように、ミドルシニアの転職事例は非常に少なく、狭き門でした。人口減少に加えて、コロナ禍となり、組織を越え、場所を越え、年齢に関わらず働ける時代が到来しつつあります。
今、市場は始まったばかり!
大手企業の副業解禁は、2018年1月に厚生労働省がモデル就業規則を修正したことが始まりです。ミドルシニアに特化した求人を扱う人材紹介サービスが世に出始めたのは、2015年頃から、今では数千件以上のミドルシニア向けの求人が掲載されています。
2021年4月には、高齢者雇用安定法が改正され、企業による就業機会確保は、65歳から70歳へと引き上げられました。
まだ努力義務ではあるものの、家電量販店のノジマは雇用の年齢上限を撤廃、YKKグループも正社員の定年を撤廃し、先駆けとなる取組みが始まりつつあります。僅か数年の中で、目まぐるしく、大きな変化を遂げているのです。
セカンドキャリアの練習機会、選択肢は、かつてないほど増えています。そして、リスクはほとんどありません。
大きな決断をする前に、この機会を活用しない手はありません。
「英語を散々勉強したけれど、全く話せない・・・」と実感されたこと、誰しもあるのではないでしょうか。皆さんが身を以って体感されているように、「分かる」ことと、「出来る」ことの間には、大きな差がありますね。
「出来る」までには時間が掛かりますが、例えば地方創生セカンドキャリア塾のインターンシップに参加する等、まずは練習から、軽やかにスタートしていきましょう。
やってみよう!ミニワーク「左手で食事をしてみよう」
利き手以外の手を使って、食事にチャレンジ!
- 自分の脳が、どんなバグを起こすか
- 何が一番難しかったか
- どんな気持ちになったか
やってみた後に、上記を振り返ってみましょう。
見事、チャレンジしたあなたは、練習の予行練習ばっちりです。
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