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ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う

定年後に小さな仕事を手に入れるために、是非とも自己分析を

新書なのにデータ豊富で読み応えあり。
これまでの日本社会は、高齢期に働かないで豊かにに暮らせる社会保障制度をいかに充実させるかに腐心すぎてしまった。一方、歳をとってまでも生活費を稼ぐために、質の低い仕事で働き続けなければならないのも問題。

消費者の需要が維持されたまま生産者が今後減っていく日本。AIやロボットの活用により、シニアが歳を取ってまで過酷な働き方をせずに、地域の生活に密着した豊かな小さな仕事で社会を支える働き方が求められる。
そのためには定年後、その時の自身の状態にあった良い仕事と巡り合える仕組みが必要。また個人も仕事が上手く行かなかった時、それに伴って昇進が行き詰った時にそのことに正面から向き合い、第三者に丁寧に説明できる位に明確化しておくことが重要。定年後に小さな仕事を手に入れるために是非とも自己分析を。

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【BOOKデータベースより】ある調査によれば、現在40歳以上の人の半数以上が95歳まで生きるという。まさに人生100年時代。人類がいまだ経験したことのない超長寿時代を私たちは生きている。そう考えると、働き盛りの40代、50代は、まだ人生のハーフタイムに過ぎない。人生を見つめ直し、これからどう生きるかを考え、軌道修正する。そうすることで、残りの半分を充実して生きることができるはずだと著者は説く。これから黄金期を迎えるための方法を、平易なチェックリスト形式で案内する、先が読めない時代の幸福論―。