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五島つばき蒸溜所

元大企業社員による理想的な起業の例では?

NHKの番組“いいいじゅー”で紹介されていた長崎・五島つばき蒸留所。大手ビールメーカー勤務の50代男性が脱サラして五島列島の集落に移住。同じ勤め先だった3人で始めたのはクラフトジンの蒸留所。大量生産・大量消費のビジネスではなく、島の原料を使うなど地元と結びついて、自分たちが本当に作りたいものに挑む。

3人の作ろうとしているジンはボタニカルと呼ばれる香味植物で香りをつけたもの。作るクラフトジンに使うのは、福江島名産のつばき油に使われるつばきの種。香りに加えて油分がまろやかな味わいを生むのだそうだ。たくさんの人にたくさんのビールを届ける仕事も幸せだったとこれまでも肯定的に受け止め、大手ビールメーカーで培った技術で、今度は自分たちの理想のクラフトジンを本当に必要としているわずかな人に届けたいと新たな挑戦。

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■五島つばき蒸溜所