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「出世を放棄すると人間関係はラク」50代の平社員は“いいこと”だらけ
2024.04.10
何歳になっても、素直に上の言葉に従い、現場で一兵卒として働ける人は会社にとっても貴重な戦力
少子高齢化やそれによる年金の縮小と長く働き続けることはもはや必然に。そんな中、あえて出世せずに定年後の生き残りを狙うのが、この記事にある大手通信会社のシステムエンジニアの戦略。40歳を迎える頃には、自分の出世の限界を感じたが、妻子もいるし、住宅ローンもまだ20年近く残っている。そのため、今の会社でともかく長く居座れる方法を模索、結果見つけたのが「一生働ける現場社員」。一度管理職になると職歴やプライドから、再雇用時に平社員に戻されることに抵抗を持つ人が多いが、現場社員でいると決めてしまえば、変なこだわりも生まれないし、会社側からも変わらぬ戦力として重宝される。もちろん、ずっと現場で働けるように最新の専門スキルをキャッチアップする必要はあるが。出世を放棄してしまえば、同期や後輩を妬むこともないし、素直に応援してあげられるから、相手からも嫌われない。「あの人は敵じゃない」と思われるような中立的な立場を維持することで、マイペースに立ち回れる。定年後も長く働くためには何よりも健康面。競争激しい花形部署ではなく、比較的緩い部署で働くことを心がける。
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