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人生のレシピ 人生百年時代の歩き方

2023.07.19

NHKラジオ深夜便、五木寛之の言葉が心に染みる

五木寛之と聞けば「青春の門 筑豊編」、映画、大竹しのぶ新人賞が連想されて若々しいイメージが。その五木寛之も今や90歳。
この本からは90歳まで生き抜いた人の凄みが感じられる。人気番組であるNHKラジオ深夜便での対話をまとめているからか、一つ一つの言葉が心に染みる。五木流人生100年時代の歩き方。50歳から準備を始めれば、70歳は新しいことに挑戦する適期。これまでの社会にある文化、文明、芸術、思想、哲学は人生50年、せいぜい70歳までの生き方の指針しか得られない。その指針のない、人類はじめての経験、月で暮らす級の現実に直面している我々。その現実の前に成功、失敗はなく誠心誠意努力すればそれぞれに意味があるとの言葉。50歳を過ぎてもドキドキ、ワクワクしながら過ごせば良いということか?

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90歳になった作家が、いま一番に伝えたいこととは何か。「私はむしろ、書くことよりも、対話することのほうが、表現者本来の姿ではないかと思います」。”生き方の先輩”五木寛之が、長年出演を続ける「ラジオ深夜便」の語りを再現して贈る、後半生を快活に過ごす極上の道案内。